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東芝テックが先進店舗オぺレーション、原宿のファッション店で構築
東芝テックは、2月19日にオープンした新ブランド「イッツインターナショナル」の1号店(原宿=渋谷区神宮前4丁目))において、繊維・アパレル業界では日本初とされる「RFID UHF帯を用いた店舗オペレーションシステム」を構築し、導入した。生産から物流および店頭までの流通、さらにはサプライチェーンにおいても、RFIDシステムを導入したことが特徴となっている。
物流センターでの出荷・検品に電子タグを採用したことで、出荷精度が向上し、これによって、店舗では正確な出荷情報の事前入手が可能となり、さらにはSCMラベル読み取りによる一括入荷を実現して、店員の付帯業務作業を大幅に軽減した。
会計においては、バーコードの読み取りに代わって、RFIDによる一括会計処理を実現。大幅なスピードアップによるレジ待ち時間の削減が可能となって、顧客サービスの向上が期待できる。
また、店員の大きな負担となっていた棚卸業務についても、新電波法対応のキャリアセンス不要のNON-LBTに対応したRFIDリーダーを採用することで、極限までタグの読み落としをなくし、さらに、この高出力RFIDリーダーと高利得リーダーを採用することによって、RFID一括読み取りによる大幅な業務効率化を実現。従来なら2名で4日(8時間労働)計64時間かかっていた棚卸業務が、わずか1名2時間で完了する。
店員の負担が軽減することによるモチベーションの向上が、接客の質向上、売り上げの増加などの相乗効果を生み、定性的な効果も期待されている。
なお、この「RFI DUHF帯を用いた店舗オペレーションシステム」は、3月9日から東京ビッグサイトで開催される「リテールテックJAPAN 2010 」東芝テックブースに出展、先進的な店舗オペレーションをアピールする。
(2010-02-26)
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