原宿新聞

13日に”りんご”の記念植樹、山谷小とキャットストリーﾄで

　渋谷区は3月13日(土)、区内2カ所で“りんご”の記念植樹を行う。長野県飯田市との「みどり体験交流」が縁で実現に至ったもので、当日は午前10時20分から山谷小学校、午後1時30分から原宿表参道に近いキャットストリートの２会場で、それぞれ渋谷区のほか、地元関係者や長野県から上京した飯田市の代表らで植樹と記念式典を実施する。(画像は昨年の渋谷・飯田みどり体験交流）
　開校90周年目前の山谷小学校には、桑原敏武区長も出席して、「ゴミ０運動」の表彰式や地域住民による餅つき行事なども併せて行い、記念植樹式典を盛り上げる。
　原宿表参道地区では、旧渋谷川（キャットストリート）の覆蓋部分に植栽マスを設け、都会でも容易に育ち、実がつき、病害虫などにも強い新品種を選んで植える。
“りんご3兄弟”と呼ばれる「シナノゴールド」「シナノスイート」「秋映え」の３新品種で、　従来のりんごのイメージとは大きく異なり、木は成長しても高さ２〜３メートル、幅も2メートル足らず。垣根状に仕立てることも可能で、収穫も容易とされている。
　今回、渋谷に植栽する苗木は、飯田市の座光寺地域自治会の無償提供によるもので、苗の供給や植栽だけでなく、今後の管理指導なども行い、地元との交流を深めたいとしている。
（2010-03-08）