原宿新聞

13日に公募開始の説明会、トーキョーワンダーサイト青山で

　東京都歴史文化財団トーキョーワンダーサイト（TWC、渋谷区神宮前５丁目）は3月13日（土）午前10時から、青山のクリエーター･イン・レジデンスで、2010年度プログラムの公募開始にあたって説明会を開催する。
　TWCでは、国内外のクリエーターが滞在して制作を行うだけでなく、公募によって選ばれた若手クリエーターを提携先のレジデンス施設へ派遣するプログラムもおこなっており、こうした二国間事業を中心とした説明を行う。
派遣先の施設や各プログラムの特徴などを説明するととこに、派遣アーティストによる滞在制作の報告など、体験者のナマの声も紹介する。
　ここ、１、2年の派遣クリエーターからは、台湾の経験者である阿部乳坊、韓国へ派遣された栗林隆の両氏が、体験報告を行う。

　この日は、TWS青山に滞在しているクリエーターの制作現場を、一般に公開するイベント「OPEN STUDIO」も実施しており、ゲスト・トークでは、アートプロデューサーで、大阪電気通信大学教授でもある原久子氏が「東京におけるアーティスト・イン・レディデンスの役割と課題」と題して講演する。
　(問合せ先は電話03・5766・3732)
（2010-03-10）