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表参道ヒルズ 2006年2月11日オープン
「表参道ヒルズ」は、惜しまれつつも取り壊された旧同潤会アパートの跡地に建設中の複合商業施設。「六本木ヒルズ」で有名な森ビル株式会社が運営し、来年2月11日にオープンする予定だ。
出店テナントも全て決定し、国内外から約90店舗が集う。また、約半数が初出店などの新業態ということもあり、人々の期待が高まっている。Dolce&Gabbanaなどの高級ブランドショップをはじめ、レストランやバーなど様々な店が軒を連ね、新しい風を発信することを目指す。
この「表参道ヒルズ」は、地上6階、地下6階からなり、商業施設と住宅、駐車場が共存する。設計は、打ち放しコンクリートと幾何学的なフォルムが特徴の安藤忠雄氏。表参道の歴史的景観や環境を配慮し、地下スペースを有効活用し高さを控えるとともに、屋上緑化も行い、ケヤキ並木との調和を図る。また、旧同潤会アパートの外壁の一部を再生利用し、長年人々に親しまれてきた歴史の足跡を刻む。
本館の中央には、表参道の坂とほぼ同じ勾配の螺旋状の坂「スパイラルスロープ」を施し、路面店感覚でショップが並び、もう一つの表参道を演出する。
自然と歴史を踏まえた安藤忠雄建築が表参道という景観にどう調和するのか完成が待ち遠しい。しかしその反面、地下6階まで掘り下げたことによるケヤキへのダメージが懸念されるなど、環境に関する問題が明るみになっていることも指摘する必要があるだろう。
(2005-11-18)
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