原宿新聞

レコチョクに「Zend Platform」導入、効率２倍、サービス向上へ

　ゼンド・ジャパン（渋谷区神南１丁目、矢野広一社長）は３月３０日、レコチョク（渋谷区渋谷２丁目、今野敏博社長）の会員ポイントシステムに、処理速度の高速化・効率化と安定したサービス運用を可能にするPHPアプリケーションサーバー「Zend Platform」が導入されたと発表した。
　「Zend Platform」のスクリプト・キャッシュ機能によって、システム全体のパフォーマンスを底上げし、約2倍の効率で会員ポイントシステムが作動。ポイントの付与や会員登録で生じるシステム負荷に対しても、スピーディーな処理によって、効率的に機能を発揮できる。
　「着うた(R)」「着うたフル(R)」をはじめとする携帯電話向け音楽配信サービス大手のレコチョクでは、デジタルコンテンツやCD/DVDなどの購入を ”よりお得に” ”より楽しく” ”より便利に”利用できるメンバーサービス「クラブレコチョク」（登録無料）を2009年12月に開始。
　「着うた(R)」「着うたフル(R)」などの楽曲ダウンロードやCD/DVDなどの商品を購入するごとにポイントが付与され、会員限定のライブ開催やオリジナル動画などの視聴、最新アーティスト情報などを配信するメールサービス「日刊レコチョク通信」など、付加価値の高いサービスで、若い世代を中心に急速に需要が拡大し、今年2月には開始から約7週間で登録者数100万人を突破している。
　レコチョクでは今後、ポイントサービスとして更に進化したサービスを提供するために、付随するサービスを次々と展開していく予定。
　また、クラブレコチョクメンバーへの登録数も順調に推移しているため、多くのメンバーが安定して利用できる環境を維持することが必要であり、規模拡張や処理効率の向上にも取り組んでいきたいとしている。
（2010-03-30）