原宿新聞

明治神宮鎮座90年連続セミナー、4月24日から全5回、社務所講堂で

　明治神宮国際神道文化研究所（渋谷区代々木神園町）は、明治神宮鎮座90年に当たり、4月24日（土）を皮切りに「明治神宮の創建に尽くした人々〜プロフェッショナルたちの群像」と題して、全5回の連続セミナーを開催する。
　90年前の明治神宮創建にあたって尽力した人々に焦点を当て、集積された知恵や技術の粋を振り返りながら、当時の人々のまごころを改めて捉えなおす。
　第1回は4月24日の午後1時半から、「明治神宮を東京に！〜 渋沢栄一と阪谷芳郎〜」と題して、数ある候補地の中から東京が鎮座地として選ばれ、創建に至るまでの過程での両氏の業績をたどる。
　会場は明治神宮社務所講堂。講師は（財）渋沢栄一記念財団渋沢史料館の井上潤館長。定員100名、参加費無料だが、事前申し込みが必要。問い合わせ先は電話03・3379・9338。
　第2回目は５月29日（土）に、「伝統と近代化の体現〜伊東忠太と佐野利器〜」と題して、東京工業大学の藤岡洋保教授が講演する。
　さらに、6月下旬には「永遠の杜をめざして〜本多静六、本郷高穂、上原敬二〜」、7月下旬に「青年団育成への情熱〜田澤義鋪と全国青年団の造営奉仕〜」、9月下旬には「都市計画のプロフェッショナル〜折下吉延と外延の銀杏並木〜」を予定している。
（2010-04-11）