原宿新聞

「サイバーステップAR Shop」の試験サービス開始、4月７日から原宿NIACで

　オンラインゲームの開発、サービス及びライセンスを手掛けるサイバーステップ（渋谷区笹塚1丁目、佐藤類社長）は4月7日、独自に開発したEコマース用ロボットとAR(拡張現実)技術を用いた新規事業として、Eコマースサービス「サイバーステップAR Shop」の試験サービスを開始した。
　原宿に店舗を持ち、有名人も多く来店する、ラインストーンを用いたカスタマイズ専門店　NIAC(ニアック)が1号店となり、NIACのデザインしたクオリティの高いiPhone用携帯電話カバーを、「サイバーステップAR Shop」を通して、全世界へと販売していく。
　「サイバーステップ AR Shop」のオープンを記念し、5月末日まで、全品送料無料のキャンペーンも実施する。
　「サイバーステップ AR Shop」とは、『自宅にいながら、お店でウィンドウショッピング』をコンセプトに、AR(拡張現実)を活用し、店舗内に設置されたロボットを操作することによって、Web上で商品を手に取るような感覚で買い物できる、新しいEコマースのこと。
　サイト内の映像は、実際の店舗の一角をそのまま丸ごと映しており、映像内の携帯電話カバーなど、商品情報をクリックで閲覧できるだけでなく、左右にくるくる動かしたり、ズームができたり、実際に買い物をする時のように、様々な角度から商品を見ることが可能。
　完成してすぐに、AR Shopへ出品されるので、リアルタイム販売ならではの臨場感を味わうことができる。
　AR技術を駆使した様々な仕掛けを今後も追加していく。
　今回の試験サービスから本試験サービスまでにおける利用者からの反応、ロボット及びシステムに関する改善点等を確認し、改良を加える。
　AR技術を用いることで言語の障壁をなくし、世界中の人がいつでも、どこからでも日本の店で買い物ができる環境を構築していきたいとしている。
（2010-04-07）