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生誕250年記念「北斎とその時代」展、6月から太田記念美術館で
太田記念美術館(渋谷区神宮前1丁目)は6月1日(火)から、浮世絵展「生誕250周年記念 北斎とその時代」を開催する。
葛飾北斎(1760〜1849)は、「冨嶽三十六景」や「北斎漫画」を生み出した浮世絵師として、日本だけでなく、世界にその名が知れ渡っているが、若いころの知名度はそれほど高くはなく、代表作といわれる作品の完成も、70歳を過ぎてから。北斎の生誕250年という節目の年に当たり、これを記念して、北斎の多岐にわたる活動を様々な視点で紹介する。前期(6月1日〜27日)を「変貌し続ける才能」、後期(7月1日〜25日)を「晩年の境地〜冨嶽三十六景」と題する2部構成で行い、合わせて200点余の作品を展示する。
従来の展覧会では、北斎の業績のみに注目が集まることがほとんどだったが、今回は北斎の師匠である勝川春章、あるいは同時代に活躍した喜多川歌麿や東洲斎写楽、歌川広重などのライバルたちの作品を交えて紹介することで、北斎の才能を検証するとともに、北斎がしのぎを削っていた当時の浮世絵界の様子も、併せて伝えていく。
なお、4・5月展は「広重 「名所江戸百景の世界」と題して、いま開催中。
8月展では、「浮世絵動物園」と題して、身近な犬や猫、鳥をはじめ、化け狐や河童といった、ちょっとした奇妙な生き物まで、浮世絵に描かれた様々な動物たちを大集合させ、親子で楽しめる浮世絵展とする。
(2010-05-01)
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