原宿新聞

フェアトレードのビッグイベント、５月8日に丸ビルでファッションショー

フェアトレードの専門ブランド「ピープル・ツリー」と母体NGO の「グローバル・ヴィレッジ」は5月8日（土）、JR東京駅前の丸ビル（千代田区）で、年間最大のフェアトレード・イベントを開催する。
今回は、バングラデシュの衣料品生産者団体「タナパラ・スワローズ」とケニアのアクセサリー生産者団体「ボンボルル・ワークショップ」の代表を迎えてシンポジウムを行うほか、フェアトレード・マーケット、手作りワークショップなどを予定している。
また、毎年恒例のフェアトレード・ファッションショーを、今年は「People Tree, Love from Emma コレクション」と「ピープル・ツリー メインコレクション」の2 つのパートに分け、それぞれの魅力をアピールする＜C) Chika Okazumi A.K.A.＞。
人と地球に配慮した物づくりを通じ、途上国の生産者に仕事の機会をつくりだすフェアトレード・ファッションは、作る人の労働状況や環境への影響から、ファスト・ファッションへの疑問の声があがりつつある中、ピープル・ツリーの最新コレクションをご覧いただくことで、見た目も背景も美しいフェアトレー ド・ファッションの魅力を伝える。
パートIの 「People Tree, Love from Emma」は午後2時半から行う。今年3 月発売のピープル・ツリーと英女優エマ・ワトソンとのコラボレーション「People Tree, Love from Emma」のショーで、コレクションの8 割は、フェトレード＆オーガニック・コットンを使用しており、インドの生産者団体によって作られている。
ショーの中で、イラストレーターの及川キーダさんによる、ライブペインティングを予定。
パートIIの「ピープル・ツリー メインコレクション」は午後 4時半からの予定。
4 月下旬発売予定の「ピープル・ツリー2010 夏コレクション」を中心に、未発表の「2010 秋冬コレクション」も披露する。
（2010-04-13）