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山下律子の新作展、表参道の hpgrp GALLERY 東京で6月から
hpgrp GALLERY 東京(渋谷区神宮前5丁目)は6月4日(金)−6月27日(日)、山下律子の新作展を開催する。初日の6月4日には午後7時から、オープニングレセプションを行う。
山下の作品は、油絵具が均一に塗られたキャンバスに、ニードルでイメージを彫り、その溝に幾重にも色を流し込むという手法で制作されている。
工場や市場、工事現場などの「作業風景」を主に描いてきた山下は、日々の生活の中で心惹かれた風景を写真やスケッチで記録。
筆圧や太さを変えられる筆ではなく、溝という同じ種類の線で細部まで詳細に描写された風景はフラットで、画面の中の距離や質感が均等に見る者の目に入り込んでくる。
すべてのアイデンティティーが均一化した不思議な世界は無国籍で、傷跡の集積から成る事物の輪郭は、荒廃的な未来の世界を思わせる。
山下律子の新作展は、東京では2年ぶりとなる。
山下律子 Ritsuko Yamashitaは1971年、鳥取県生まれ。
1993年、女子美術大学短期大学部造形学科絵画専攻卒。
主な展覧会歴は、2009年鳥取市あおや郷土館(鳥取)、2008 年「R ARINOME」奈義町現代美術館(岡山)、鳥取ガスグループ ショールーム Salute(鳥取)、アトランティコギャラリー(東京)、2007年「都市との対話」展/BankART studio NYK(横浜)、神戸アートビレッジセンター(神戸)、「VOCA2007」/上野の森美術館(東京)など。
(2010-05-02)
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