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”活字離れ”に検討チーム、石原知事が16日の定例会見で
東京都の石原慎太郎知事は4月16日の定例会見で、「若い人たちの活字離れが社会問題にもなっている。書籍を読むことによって、自分で考える力を養える」として、新たに部局横断型の検討チームを組織し、専門家を招いた都職員の勉強会からスタートさせることを明らかにした。作家でもある猪瀬直樹副知事をリーダーに、「実効性のある対策を組織してもらいたい」としている。
第1回目の有識者勉強会は4月16日午後5時15分から、フィンランド教材作家で日本教育大学院大学の客員教授でもある北川達夫氏を講師として、都民ホール(議会棟1階)で開催。同氏は、PISA調査(学習到達度調査)で注目されているフィンランドの言語教育を踏まえ、日本人が身につけるべき対話力について研究している。
第2回目は同じく都民ホールで、4月21日(水)午後5時から、つくば言語技術教育研究所長で日本読書へのアニマシオン協会副会長の三森ゆりか氏を講師として行う。三森氏は、欧米など先進国で実施されている「言語技術」の日本での普及に尽力している。
会見の中で知事は、先ごろ立ち上げた新党「たちあがれ、日本」の参院選候補者擁立について、基本的に「ノーコメント」としつつも、猪瀬直樹副知事の名前が挙がっていることについては「大事な副知事を失うわけにはいかない」と否定。「大事なことは、民主党に過半数をとらせず、逆ねじれ現象をつくること。第3極への期待が高まっていることは、ムベなるかな。新党は連帯した方がよい」として、現政権に対する“レジスタンス戦線”の結成を呼びかけた。
(2010-04-16)
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