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青山刺殺事件 赤坂署に捜査本部設置 暴力団関係者絡みか
港区青山の路上でビル管理会社の元役員が刺殺された事件で赤坂署と警視庁は6日、赤坂署内に「北青山3丁目先路上刃物使用殺人事件特別捜査本部」を設置した。同本部は、この管理会社が過去、暴力団とビルの所有権を巡りトラブルがあったことなどから、背後に暴力団関係者の関与があるのではないかとみて本格捜査に乗り出した。
捜査本部の調べによれば、被害者は渋谷区代々木のビル管理会社顧問の野崎和興さん(58歳、千代田区麹町2丁目)。
調べによると、野崎さんは5日夜、港区北青山3丁目の青山通りに車を止め、車外に出たところを、近づいてきた2人組にいきなり刃物で背中と腰の2ヶ所を刺され、近くの病院に搬送されたが、間もなく死亡した。2人組の男は野崎さんを刺した後、そのまま車で逃走した。
野崎さんはビル管理会社顧問として、暴力団を相手取った立ち退きなどの民事訴訟を担当。数年前、役員退任後も顧問として暴力団とのトラブルの交渉に当たっていた。平成11年「借地借家法」が一部改正、定期賃貸借契約が可能となり、ビルのオーナーは入居者に立ち退きを要求できるようになった。こうしたことから捜査本部は、ビル管理を巡るトラブルが原因ではないかとみて、関係者らを調べている。
管理会社が管理していた代々木2丁目のビルでは3年ほど前、遺産相続に絡みこのビルを暴力団が不法占拠。組員数人が逮捕。事件化となった経緯があるようだ。
(2006-03-06)
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