ヘッドラインニュース
「石本藤雄展 」を6月15日から、表参道スパイラルで
表参道のスパイラルは、6 月15 日(火)〜27 日(日)、フィンランドでテキスタイルと陶芸の制作を続ける、石本藤雄の個展loating colors –布と陶に咲く花」を開催する。
石本は1974 年以来、マリメッコ社のテキスタイルプリントデザイナーとして活躍し、フィンランドのテキスタイルアートの歴史に名を残している。
フィンランドの広大な自然をテーマに、生きるものの美しさを伝えるテキスタイルは、いまや約300 点にのぼる。
それら日本的な美意識や自然観を感じさせる石本のデザインは、フィンランドの伝統的なテキスタイルデザインの世界に新しい風を吹き込み、親しまれてきた。
その後、石本が陶芸を始めたのは1989 年。1 年間、陶器メーカーのアラビア社に客員アーティスとして陶芸に携わった後、1991 年に渡米も経験。以来、現在に至るまでアラビア・アートデパートメントにアトリエを構え、作品を制作し続けている。
近年、取り掛かっているモチーフは、無限の可能性を感じるという“花”。今回の展覧会では“花”のシリーズの新作も発表する。
本展では、陶芸の新作の他、フィンランド・ヘルシンキのデザインミュージアムで2008 年夏に開催された「Uniflora」展で発表された花の作品や新作に加え、これまでに手掛けたテキスタイルの作品も展示する。
石本藤雄は、1941年 愛媛県生まれ。東京芸術大学 グラフィック・デザイン専攻から1964−1970年 市田の宣伝課勤務。
1970−1974年 ヘルシンキのディセンバー社にデザイナーとして在籍、1974−2006年 マリメッコ社テキスタイルプリントデザイナー。
1989年から、アラビアで陶芸作品の制作を開始。フィンランド政府の工芸工業賞や、特に成果の高かったデザイナーに授与されるカイ・フランク賞など受賞歴は、多数にのぼる。
(2010-05-06)
最新記事一覧
- 鎖国の国のGo To トラベルとはいったい何なのか
- 非常事態宣言またもや延長 感染拡大はだれの責任か
- どうなるコロナ対策 非常事態宣言解除後の行方は
- 稚拙なアプリで徹底管理 陰性の帰国者に2週間の自宅待機
- 迷走する政治屋たち COVID-19とオリンピック
- 閉ざされた国ニッポン ワクチンパスポートの考察
- メディアの在り方について
- 警察官としての矜持
- 新スタイルのフラワーショップ「DILIGENCE PA…
- 「銀魂 × TOWER RECORDS」12/24(木…
- 地元 神宮前で話題のオーガニックカフェ「SNOW AN…
- 原宿表参道 百年の灯りライトアップ
- フェンディとアニヴェルセルカフェが表参道でコラボ「フェ…
- 頻発する暴走事故はなぜ起きるのか。
- オレオレ詐欺はなぜ減らないのか