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「オルタナハウス蔵王」表参道で説明会、木造住宅でエコ・地域振興に貢献

　オルタナ（渋谷区神宮前5丁目、森摂社長）は5月18日、宮城蔵王地域振興推進協議会〈宮城県〉との連携による「オルタナハウス蔵王」の説明会を、東京・表参道で開催した。
　オルタナとは、alternativeの略語で、「オルタナハウス」は、「新しい価値観の家」を意味し、自然素材を使ったシンプルで高性能な木造住宅による、自由で伸びやかな生活を提唱し、併せて省エネ・ＣＯ２軽減して、地球環境への貢献を呼び掛けている。
　設計は、1級建築士事務所Open A〈中央区日本橋本町4丁目、馬場正尊代表〉で、①自然素材②熱交換換気システム③ＬＥＤ電球④トリプルサッシ⑤太陽光発電⑥床暖熱⑦エコジョーズ⑧ワンルーム――などが特徴。
オルタナのほか、東北芸術工科大学、NPO環境デザイン会議、東洋殖産なども協力。
　岐阜県加子母産の天然ヒノキの“間伐材”を活用した「檜風呂」を備えており、宮城県蔵王町に設けたモデルハウス（延べ床面積88平方ﾒｰﾄﾙ）が話題になっている。
　蔵王町まちづくり課をはじめ、みやぎ蔵王建設業地域振興協会や観光協会、森林組合で構成する宮城蔵王地域振興推進協議会では、これを“地・LOHAS スタジオ”と位置づけて拠点とし、国土交通省の助成も得て、滞在体験事業をはじめ研修や移住支援など、新しいコミュニティビジネスの創出にも役立てたいとしている。
（2010-05-19）

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