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明治期の洋館で閉館前の作品展、6月10日〜14日に日替わりで50名が
6月末で閉館する明治末期建築の洋館「ターミナルラウンジ」(港区高輪3-18-11、電話 03-3446-6055)が、6月10日(木)〜14日(月)5日間、アーティストに展示スペースとして無償提供し、1日10名・計50名の日替わり作品展を開催する。
洋館のオーナーは「建物としての今後の存続は未定で、閉館は無念だが、感謝の気持を込めて無料で提供」としており、審査を経た50名の作品は、5日間とも12時〜19時に展示公開される。このうち、やすだ・まこと(安田真)さん、ゴヒソンさんらの作品は、6月12日(土)12時から展示される。
洋館の歴史は、「港区の歴史的建造物」によると、明治時代末期に建てられた和洋折衷の住宅であって、施主は徳川慶喜の医師を勤め、また三井家にも出入りしていたと伝えられる木村春東氏であった。
晩年の春東氏は印刷業や銘木商などの幅広い事業を展開し、八重洲に本邸と店を構えていたという。高輪のこの住宅は、別邸として建てられたもので、材料を集めてこの家を建てるのに五年の歳月を要したと伝わる。
以前は、この建物に隣接して、居住用の建物が渡り廊下を介して別棟でつながっており、現存する和洋折衷の住宅は、接客専用の建物であった。
三階へは専用の玄関・階段室が設けられており、三階専用の玄関は昭和の戦後に改修されて、現在の形となった。三階内部は階段室と二つの洋間から成り、板敷の大広間であり、社交の舞台となったという。
(2010-05-25)
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