原宿新聞

明治神宮90年でセミナー、6月26日に「永遠の杜をめざして」

　明治神宮鎮座90年連続セミナーの第3回目は６月27日（日）午後1時半から、「永遠の杜をめざして〜本多静六・本郷高徳・上原敬二〜」と題して、明治神宮社務所で行われる。
　講師は、前東京農業大学学長で、日本学術会議会員でもある進士五十八氏および東京農業大学の濱野周泰教授。
　全国から10万本におよぶ献木を集め、神宮の杜づくりに貢献した、本多静六博士は造林学の大家であり、一方で日本における造園学の一人で、わが国初の洋風庭園・日比谷公園の設計者としても知られる。明治神宮林苑の造営に際しては、前人未踏の神域林の造成を指導し、その教え子である本郷高徳・上原敬二氏とともに、歴史的な杜を造り上げた。
　連続セミナーは今後、７月17日（土）に「青年団育成への情熱〜田澤義鋪と全国青年団の造営奉仕〜」、9月18日（土）に「都市計画のプロフェッショナル〜折下吉延と外苑の銀杏並木〜」と続く。
　参加費無料、定員150名。問い合わせ先電話03・3379・9388となっている。
（2010-06-03）