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小学生が田植え体験、2日午前、青少年総合センターで
渋谷区立富谷小学校(上原1−46−4)の5年生45人が、6月2日午前10時半から、国立オリンピック記念青少年総合センター中央広場(代々木神園町3−1)で、田植えを体験した。独立行政法人国立青少年教育振興機構の主催で、日本の食文化を未来ある子どもたちに伝えるため、食育の一環として行なわれたもの。自然の大切さや友達と協力して活動する楽しさを実感する。
植える苗は、新潟市から都会の子どもたちに農業体験をしてもらいたいという思いから提供された「こがねもち」と、富山県の農家から提供された、500年農薬を浴びたことのない「あかもちまい」の2種類。
成長の違いや普段食べているお米がどう作られているのかを学ぶ。
晴天に恵まれた広場には、プランター(縦45cm×横90cm×高さ45cm)20基が並べられ、職員の掛け声とともに作業を開始した。
まず、プランターに土と水を入れ、じゅうぶん混ぜた後、苗を6〜7本をひと束にして風に倒されないよう、しっかり植えた。
初めて田植えを体験した児童からは、「苗を初めて触って、気持ちよかった」「農家の人の88の苦労(「米」の字を分解すると八十八)がわかった」「土を混ぜるのが大変」「ちゃんと育ったらいいな」という声があった。
今後、富谷小学校の児童は、中干しや稲刈り・はざかけ、脱穀・もみすりなどを行い稲の成長を見守った後、収穫祭後には、とれたコメの試食も予定している。
(2010-06-02)
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