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「新政権は、もっとオープンに」と石原知事、11日に財政再建など懸念も
東京都の石原慎太郎知事は、6月11日(金)の定例会見で、菅新政権に関連した質問に答えて、「支持率が高いのは、それだけ新政権に対する国民の期待が大きいということ。心配なのは、天皇、自衛隊、国旗・国歌、領土などについての認識だが、これらは払拭してもらわないと困る。参院選でも、気になる争点は、外国人地方参政権、財政再建をはじめ、いくつもある。EUではギリシアが大変な状況だが、日本も崖っぷち。今から多少の犠牲は覚悟でやらないと、どうにもならなくなる。日本には優れた中小企業のノウハウがあり、アニメの人気も世界的。それら商品価値の高いものを海外に売り込むのは、国がもっと力を入れるべきではないか。菅さんには、財務諸表のない国は日本しかないのだから、複式簿記の会計制度を導入し、外部監査を入れるなど、うんとオープンにしてもらいたい」と、持論を展開した。
また、拡大解釈で表現の自由を侵害するおそれが大きいとして反対論が強く、与党の修正案も否決の方向にある「東京都青少年の健全な育成に関する条例」の改正案については、「目的は間違っていない。自分ももの書きだから、表現の自由は死んでも守りたいが、条例・法律をつくってでも改良しなくてはいけないことが、現にある」と、あらためて強調。
10月から国際線が就航する予定の羽田空港の成田との棲み分けについては「本当は羽田に、滑走路がもう1,2本あればいいのだろうが、近未来的にリニアモーターカー問題で、国内線の需要は激減する。ここが知恵の出しどころ」と、慎重姿勢を見せた。
(2010-06-11)
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