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ブライアン・イーノによる、音とビジュアルの作品展 ラフォーレミュージアムにて
「アンビエント(環境)・ミュージック」の提唱者として知られる音楽家、ブライアン・イーノの音楽と映像の融合による作品展「77 MILLION」が、3月24日(金)よりラフォーレ・ミュージアム原宿にて開催される。
ブライアン・イーノ(1948年英国生まれ)は、70年代よりロックや現代音楽といったジャンルに捉われることなく、独自のスタイルで前衛的な活動を続ける音楽家。デビッド・ボウイやU2のアルバムのプロデューサーとしても、世界的に著名な存在だ。
彼の提唱によって生まれたアンビエント・ミュージックは、日本では「環境音楽」と呼ばれ、現在も多大な影響を与えている。一般的な音楽がリズムやメロディといったはっきりした輪郭を持つのに対し、イーノはそれらを意識的に曖昧にすることで、聴く人の意識が空間に溶けるような感覚を生み出し、音楽を聴くことがそのままひとつの特殊な体験となることを目指している。
今回の展覧会は、そうした彼の音楽を、同じく彼の手による絵画や映像作品と融合させ、一個の非日常的な空間として構築したもの。日本では4回目となるものだが、今回初めて、コンピュータ・ソフトによる絵画・映像作品が使用されている。
現代美術では最も権威ある展覧会、ベネチア・ビエンナーレでも既に高い評価を受けているとのことで、彼の音楽のファンならずとも貴重な機会となるだろう。
「77 MILLION ブライアン・イーノ 音楽映像インスタレーション展」
会場 ラフォーレ・ミュージアム原宿 渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿6階
会期 2006年3月24日(金)〜4月3日(月) 会期中無休
時間 午前11時〜午後8時
入場料 一般700円 学生500円 小学生及びラフォーレカード会員無料
問合せ 03-3475-0411(ラフォーレ原宿)
ラフォーレ原宿
(2006-03-17)
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