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永田哲也展を6月19日から、”青参道”の「水金地火木土天冥海」で

永田哲也展を6月19日から、”青参道”の「水金地火木土天冥海」で

 アッシュ・ペー・フランスが運営する″青参道”の「水金地火木土天冥海」(渋谷区神宮前5丁目)で、6月19日(土)〜6月27日(日)、永田哲也展『和菓紙「記憶の雫」』を開催する。
 永田氏は、「江戸、明治、大正、昭和、平成と受け継がれる日本の祝いのかたちを和菓子の木型から和紙に型取りました。どこかで出会った記憶の中の風合いを新しい和菓紙として蘇らせました。ぽち袋をはじめ、お部屋のインテリアグッズ、ギフトアイテムとして、様々なおいしさを取り揃えてお待ちしております。和紙は、絹の輝きと賞される無形文化財西の内和紙。型は、様々な産地の昔懐かしい和菓子の木型を使用しています」という。
 現代美術作家の永田 哲也氏は、1985年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。
 主に和紙という素材を駆使して「時間」、「空間」をテーマにものごとの現実的な表皮の採集から視覚的、触覚的な記憶イメージへの関係を、三次元の立体もしくはエンボス作品で表現、展開している。
 最近では活躍の場を、「日本の記憶」をテーマにインテリアやギフト、ファッションなど日常の生活空間への展開を試みている。
 2006年には、虎屋本店で行なわれた和菓子アート展に出品、ホテルオークラの正月ディスプレイなど空間ディスプレイの仕事も手掛けている。日経デザインや婦人画報、家庭画報など各誌で紹介され、幅広い注目を集めている。
(2010-06-17)

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