原宿新聞

10回目記念のキャンドルナイト、6月19日夜に表参道一帯で

原宿表参道一帯で6月19日（土）、“でんきを消して、スローな夜を”“キャンドルを灯して、いつもと違う時間の過ごし方を”提唱して、「candle night@OMOTESANDO-Eco avenue」が開催された。
同実行委員会の主催で、商店街振興組合原宿表参道欅会が後援しており、今年のテーマは「出会いキャンドル×LED」。美大生・美術系専門学校生が611人（昨年は480人）参加し、6000個ほど制作した″キャンドルナイトインスタレーション“では、最先端光源とされるLEDと伝統的な蝋燭とのコラボレーションが目立った。
神宮前小学校の児童約40人は、同校での美大生の指導によるワークショップで「なまえの木」をテーマに制作した作品を持ってパレードし、看護協会ビルの大階段で記念撮影。
“キャンドルナイトカフェネットワーク”では、表参道周辺の参加カフェ15店舗および表参道ヒルズ内の飲食系ショップが、美大生とのコラボによるキャンドルを灯して営業。
　表参道のオルタナサロンでは、キャンドルナイト10回目を記念して写真展〈キャンドルナイト・フォトギャラリー〉を開催し、この間、主導的役割を果たしてきた面出薫（照明デザイナー、武蔵野美術大学教授）、竹村真一（文化人類学者、京都造形芸術大学教授）、佐藤卓（グラフィックデザイナー）の３氏によるシンポジウム(鼎談）も行われた。3氏は全体の監修者として、各ポイントごとに作品を講評して回り、激励した。
（2010-06-19）