原宿新聞

オンライン映画祭始動、フェイス・ワンダワークスがプレオープン

　フェイス・ワンダワークス（港区、吉田眞市社長）はこのほど、米国アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル & アジア （SSFF&ASIA）とともに、オンラインの映画祭「ショートショート　フィルムフェスティバル　オンラインプロジェクト」を開始した。
　このプロジェクトでは、従来は年１回だった「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」（http://www.shortshorts.org/）とは異なり、年間を通して、公式サイト上で募集作品のテーマの発表・応募・受賞作品の発表・作品の配信を行う。
　これに伴ない、毎年6月に実施される「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」のアワード授賞式にて、年間優秀作品を発表する。
　このプロジェクトでの第1回の募集は、今年8月1日から、「ミュージックShort クリエイティブ部門」として開催する。
　また、公式サイトには、クリエイターや視聴者間のディスカッション・投票、作品アイデアの共有や、音楽クリエイターからの楽曲の提供などができるコミュニケーション機能を設け、新しい作品づくりのサポートを行なう。
　公式サイトへのアクセスや、コンテンツの視聴に対応する端末は、パソコン・携帯・スマートフォンなど各種の端末を予定しており、好きな時・好きな場所でコンテンツを簡単に楽しめる、映像コンテンツの新しい楽しみ方を提案していく。
　音楽レーベル20社から楽曲提供があった「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア 2010」の「ミュージックShort　クリエイティブ部門」には、107の映像作品が応募。
　次回には、さらに多くの映像作品の応募が期待されている。
　すでに、同部門の最優秀作品「クレイフィッシュ」（常盤司郎監督　使用楽曲：笹川美和「街生まれ、田舎生まれ」）を含む50作品を、フェイス・ワンダワークスが運営するキャリア公式モバイルサイト「GIGAッchビデオクリップ」「短編動画ちゃん」において、6月20日から配信を開始している。
　「ショートショート　フィルムフェスティバル オンラインプロジェクト」の公式サイト（http://faith-wonderworks.ne.jp/ssffolp/）は現在、プレサイトとして運営中。8月1日にグランドオープンの予定となっている。
（2010-06-22）