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「Bunkamura」全面改修へ、来年7月から「機能向上」めざして

「Bunkamura」全面改修へ、来年7月から「機能向上」めざして

 東急グループの複合文化施設「Bunkamura」(渋谷区道玄坂2丁目)が、来年7月から全面改修に入り、12月の完成まで、文字通りの全館休業となる。
 「Bunkamura」は1989年、日本初の大型複合文化施設として東急百貨店本店に隣接してオープン。地下1階に企画展示の美術館「ザ・ミュージアム」、1階に「コクーン歌舞伎」などで知られる劇場「シアターコクーン」(総客席数747席)、3階にクラシック音楽やバレエ、オペラなども上演する変換型コンサートホール「オーチャードホール」(2,150席)、6階に独自の作品選定で、国内外の映画を上映するミニシアター「ル・シネマ1・2」を備え、質の高い文化の発信で、評価を高めてきた。
 20周年を迎えた昨年は、施設の変遷をトークイベントや資料で振り返る企画展、「喝采 SHIBUYAから」の刊行、過去に上映した人気映画のリバイバル上映会などを開催。
 来年7月からは、各文化施設などを含む設備機構の機能向上などを主な目的として、改修工事を行う。
 改修期間中は、地下の飲食系店舗や各種サービスショップなども含めて全館休業とし、来年末の完成・再オープン後の「一層のサービス向上・飛躍」をめざしたいとしている。
 東急グループでは2012年春、渋谷駅周辺の大規模再開発の一環として、商業施設やオフィスフロアなどから成る超高層複合ビル「ヒカリエ」を開業。同ビルの中核施設として、本格的なミュージカル劇場「東急シアターオーブ」のオープンを予定している。
(2010-07-19)

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