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”米のパン”試食できる「GOPAN cafe」開設、表参道に7月21日から

”米のパン”試食できる「GOPAN cafe」開設、表参道に7月21日から

 三洋電機は7月21日(水)、家庭にある米から直接パンを焼けるライスブレッドクッカー「GOPAN(ゴパン)」の発売に先駆けて、「GOPAN」でつくった“米パン”を試食できる「GOPAN cafe」を、東京・表参道に9月末までの72日間限定で開設した。
 渋谷区神宮前6丁目のアメリカンレストラン「Zip Zap」の協力を得て、同店内にオープンしたもので、「GOPAN」の商品コンセプトを具現化した、シンプルでスタイリッシュな店舗デザインとなっており、カフェとタイアップしたメニューを試食することができる。「GOPAN」が提案する新しい“米パン”食習慣の情報発信拠点として運営していく。
 試食品目は、米パンおよび玄米パン。トッピングは、8月3日(火)までが肉じゃがゴパン、青さのりゴパン、8月4日(水)〜17日(火)はきんぴらゴパン・櫻じゃこゴパンとし、試食アンケートに基づき、2週ごとのメニュー変更で新提案していく。
 「GOPAN」は、家庭にある米をそのまま投入してパンがつくれる”世界初“のホームベーカリーで、三洋電機では”ライスブレッドクッカー“と称して、10月8日に発売の予定。オープン価格だが、ほぼ5万円前後となる模様で、月産1万台を見込んでいる。
 試食した近隣の女性は「言われなければ、米のパンとはわからないくらい。あえていえば、小麦のパンに比べて、少しモッチャリした感じかな」といい、男性も「こういうパンも、嬉しい」と、おおむね好感を持って迎えている。
 農水省の統計によると、日本人の米の年間消費量は1962年に118・3キロだったのが、2008年には59キロにまで落ち込み、食料自給率もまた、同様に76%だったのが41%へと後退している。
 三洋電機では、「食の安心、地産地消のニーズを満たし、日本の食糧自給率の向上に寄与する商品開発を進めていきたいとしている。

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(2010-07-21)

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