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地下鉄一元化で8月3日に協議会、「熱中症に注意を」と石原知事

地下鉄一元化で8月3日に協議会、「熱中症に注意を」と石原知事

 東京の地下鉄の一元化等に関する協議会が、8月3日(火)から始まる。第1回目を国土交通省の国際会議室で8月3午前11時から開催、東京都からは猪瀬直樹副知事をはじめ東京都技監、交通局長の3氏が出席する。
 同様に、国土交通省からは鉄道局長と官房審議官、財務省からは理財局次長、東京地下鉄からは梅崎壽社長が加わって、合計7氏で構成。
 都営地下鉄と東京メトロの一元化、国と東京都が大株主となっている東京地下鉄(東京メトロ)の早期完全民営化などの課題を、関係者間において共有化し、具体的な解決策やサービス向上策の実現に向けて、実務的な検討を行う。
 7月30日(金)の定例会見で明らかにした石原慎太郎都知事は、「いつまでにどう、という期限は設けていないが、先週土曜日から日本橋、浅草の両駅で連絡通路のシャッターを、始発時に早く開けて乗客の便利を良くしたように、小さなことも含めてサービス向上に努め、一元化に向けての取り組みを進めたい」と語った。
 八ッ場ダムに対する関係都県からの建設負担金の停止については「私の考えどおりやっただけ。国は態度を早く決めた方がいい」とした。
 また、ここ2週間で熱中症での死亡者が23区で82人と多発していることに関連して、「80%以上が70歳以上で、その大半が室内というが、こまめな水分補給とか、適切な対策をとれば防げるわけで、予防策を徹底するとともに、都民にも十分気をつけてもらいたい」と注意を喚起した。
 さらに、都内の男性最高齢111歳とされていた人物が、実は30数年前に死亡していたとみられる事件についても「年金がらみのおぞましいことだと思うが、行政の手落ち、怠慢も指摘されるわけで、台帳の整理、確認など、整備のし直しも必要」と述べた。
(2010-07-30)

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