原宿新聞

「ゆかたで銀ぶら」に家族連れなど多数、歩行者天国で8月１日に

　「ゆかたで銀ぶら2010」イベントが8月1日（日）、銀座通りの歩行者天国（ホリデープロムナード）一帯で行われ、家族連れや観光客などで賑わった。
　1970年に「ホリデープロムナード」（後の歩行者天国＝ホコテン）として始まった同イベントは、2007年から「ゆかたで銀ぶら」をサブタイトルに掲げてイベント内容も一新。シリーズ第４弾となった今夏は、浴衣姿で銀座に来た人には、各種の特典を用意し、「銀座大抽選会」への参加のほか、「江戸風鈴プレゼント」「お香瓶詰めプレゼント」などが行われた。
　銀座通りの丁目ごとに、芸術作品ともいうべき氷像が飾られた「氷まつり」には、氷彫刻の実演コーナーも設けられ、電動の彫刻刀や鋸なども駆使したパフォーマンスに感嘆の声があがった。こども広場では、雪山の中から、おもちゃなどを探し出すゲーム企画に人気。
　また、銀座の街と国土交通省が共同で取り組んだ打ち水大作戦「銀座千人涼風計画」は２ｶ所で２回ずつ行い、「打ち水で温度を２、３度下げよう」というキャンペーンを盛り上げた。
　これら「ゆかたで銀ぶら2010」イベントは、銀実会が企画、全銀座会、銀座通り連合会が主催し、打ち水大作戦本部、国土交通省東京国道事務所、東京都下水道局などが協力。伊東屋からレキシア銀座並木通り本店まで、銀座エリアの有力店舗、企業など200社が協賛している。
（2010-08-01）