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青山学院大学 2006年度入学式挙行 4396名が新入生に
青山学院大学では4日、青山キャンパスにて2006年度の入学式を行った。
2006年度の学部入学者は4396名。2時半より行われた入学式には新入生のほか多数の父母らが出席し、会場の青山学院記念館は超満員となった。茶髪、金髪が圧倒的多数を占める新入生を前にして、深町正信院長からは、「グローバル化する世界にあって、大学生といえども社会人であることが求められる。本学では聖書を紐解く機会が日常的にあるが、聖書こそが真にインターナショナルなるものの根本であることを知って欲しい」との言葉が聞かれた。
また武藤元昭学長は、本年度より国際政治経済学部において、異文化コミュニケーションを言語以外のものも含め総体的に学ぶ、「国際コミュニケーション学科」第一期生を迎えられた喜びを表明。そのほか、「最近は自らを『生徒』と称する学生が多く嘆かわしいが、それでは困る。『学生』である以上は将来の目標をしっかりと確立し、主体的に学んで欲しい。経済的には無理であっても、精神的には自立した人間であって欲しい」と述べた。
入学式後のキャンパスでは新入生同士で談笑する姿も見られた。学生が平準化していると言われる昨今だが、都心、しかも流行の最先端に近い環境を、多くは自ら志望してきただけあってか、新入生といえども野暮ったい雰囲気の子は極めて少ない。スーツを着ていなければ学生には見えないほど派手に着飾った新入生も、五人、十人ではきかないように見受けられた。
彼らに今後の抱負を尋ねたところ、「まだこれといって特別したいことはない。とりあえず授業はちゃんと出るけど」といった回答が多かったが、大学のみならず周辺環境すべてが彼らの学びの場になることを考えれば、原宿住人も青学生の成長に関して、一抹の責任を負っているとは言えるだろう。
(2006-04-04)
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