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「原爆被害の実態、積極キャンペーンを」と石原知事、8月6日の定例会見で
広島への原爆投下から65年目を迎えた8月6日(金)の定例会見で、「核廃絶」への見解を問われた東京都の石原慎太郎知事は、「この問題には、いろんなアングルがある」として、いわゆる“核抑止論”にも「一理ある」としつつも、「あれだけ膨大なカネをかけて開発しても、威力が大きすぎて核兵器はそら恐ろしい。広島、長崎を忘れない限り、世界はもう、使えないし、使わないだろう」と述べた。また、「これだけの被害が永きにわたって続くのだし、日本は世界へ、特に核保有国に対して、被爆の実態をもっと積極的にキャンペーンすべきではないか。もっと包括的に、技術的にも検証すべき」と強調した。
また、築地市場の移転先とされる豊洲の土壌汚染問題に関する技術会議の最終報告が8月2日に出されたものの、盛り土の汚染調査の“手抜き”と都の安全意識の欠如が指摘され、再調査となった件については、「全くその通り。手を抜いたのは事実であり、行政の怠慢で、怒るのは当然」とした。
さらに、100歳以上とされてきた高齢者の所在不明が各地で表面化している問題についても、「個人情報の壁もあるが、どうやって真実を確認するか。ひとつのパターンを作る必要があり、研究したい」と語った。
(2010-08-06)
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