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バナナ自販機が銀座にも、「手軽さと物珍しさ」で話題に

バナナ自販機が銀座にも、「手軽さと物珍しさ」で話題に

　バナナの自動販売機が、銀座にも登場、話題を呼んでいる。場所は銀座５丁目のソニービル地下2階「プラザ・ギンザ」の入り口。というよりも東京メトロの地下通路、数寄屋橋寄りに、ほとんど面している。8月末までの期間限定。
　生鮮果実・野菜の生産、加工、販売およびマーケティング活動などを手がけるドール（千代田区３番町、ジェームス・プリドー社長）が、8月２日に設置した。
　同社によると、ターゲットは「忙しくて、なかなかスーパーマーケットにも行けず、健康や美容のためにフルーツを摂りたくても摂れない一人暮らしの学生やビジネスパーソン」。「朝食を食べる時間がとれないときや小腹を満たしたいときに」と奨めている。
　銀座では、写メールをかざす女性もけっこう多く、ベビーカーを押してきた若い母親は、1本130円（税込み）のバナナを買って、「便利さと物珍しさ」といったところ。
　上の段がバラ売りで1本130円、下段が1房（約600�帖�390円。ブランドは「ボビーバナナ」。バナナ自動販売機のデザインは、青と白を使った青空のデザインを基調とし、バナナをはじめとする色鮮やかなフルーツの画像を採用して、視認性を高めている。　　
　自販機内の温度は、バナナの保管に最適とされる13度に設定、柔らかくデリケートなバナナを傷つけることなく、ベルトコンベアで送り出し、大型バケットで取り出し口まで優しく搬送する工夫もこらし、脇には専用ゴミ箱も配置している。
　1号機は6月23日、東京メトロ半蔵門線「渋谷」駅直結のビル地下、および稲城市のスポーツクラブ「ＮＡＳ若葉台店」に“日本初のサービス”として設置し、銀座は３カ所目。
　今後はスポーツジム、学校、オフィスなどへの展開を予定しており、「果物と野菜を中心に、楽しく、彩りのある、健康なライフスタイルを提供し続けたい」としている。
（2010-08-07）

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原宿新聞編集長　佐藤靖博

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