原宿新聞

猛暑で盆あけにビアガーデン、裏原宿の「DFカフェ」「さくら亭」が8月２０日まで

　「今年は猛暑続きで、暦の上では秋でも残暑も厳しい」――それなら「やっぱりビーガーデンだ」ということで、盆明けにビアガーデンを合同でオープンした店がある。
　裏原宿（渋谷区神宮前３丁目）の「デザイン・フェスタ・ギャラリー」に併設している「DFカフェ」と、同じくお好み焼きの「さくら亭」がタイアップして、盆明けの8月16日（月）〜20日（日）の５日間限定で開店。お好み焼き店の、半ばオープンスペース風にしていた部分をビアガーデンに衣替えし、冷房もしっかり効かせて、午後6時ごろから11時までの営業だが、最も込み合うのは8時以降という。
　９種類の料理は400円（税込み）に統一、ビールを含む11種類のドリンクは500〜900円。
　デザイン・フェスタ・ギャラリー原宿で入場無料のアート作品が楽しめるほか、建物や庭の外壁などに、約100名のアティストが手がけたペイントなどを、自由に見ることもできる。
　もともとの店としての先輩格は、お好み焼きの「さくら亭」だが、今年２月スタートの「DFカフェ」は、7月20日から「世界24カ国32種類のビール、46種類のカクテルなど100種類以上のドリンクが、グループで2時間、2980円飲み放題」という“アートビアガーデン”企画を始めており、当面はこれとの同時並行となる。
　周辺には同系列の経営で、外人向けマンスリーマンションが数棟あることから、ビアガーデンも外人客が平均で4割近く、多いときには9割近くを占める。メニューにも外人客の”ふるさとの味”が色濃く反映。
　「DFカフェ」の“アートビアガーデン“企画は9月以降も継続の方向だし、タイアップの期間限定ビアガーデンもどうやら、一応の期限である8月20日が来ても「好評につき延長」の気配が濃厚だ。
　記録的な猛暑・残暑が後押ししている。
（2010-08-17）