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【知事会見】八ツ場ダム建設の意見交換会は「延期」 「民主代表選の結果見る」と石原知事
東京都の石原慎太郎知事主導で進めたものの、前原誠司国土交通大臣からは出席を断られていた八ツ場ダム建設をめぐる意見交換会に関し、石原知事は20日の定例会見で、当初24日に予定していた会開催を「延期する」と発表した。
意見交換会は東京のほか、千葉、埼玉など八ツ場ダムの建設事業費を負担している1都5県の知事が、計画が中断しているダム本体工事の着工を、前原大臣とのトップ交渉で打開しようと計画。今年度分の負担金支払い留保の意向を揃って表明するなど強硬姿勢を強める1都5県としては、その勢いのまま大臣に着工を迫りたかったと見られるが、国交省は先日、前原大臣の海外出張を理由に「出席は困難」と回答。これを受けて千葉、栃木、茨城の3県からは、副知事の出席にとどめるとの考えが伝わっていた。
石原知事は延期を決めた理由を「やがて行われる民主党の代表選挙で誰が選ばれるのか分からないし、この問題の担当大臣が前原さんになるのかも分からない。そんなときに何かを決議して、『豆腐にかすがい』みたいなことになってもつまらない」と説明。9月の民主党代表選の結果が出るまで待つ、ということか?との記者からの質問には、「そうだ」と答えた。
なおこの日の会見で石原知事は、すでに一部新聞でも報じられている通り、8月26日から都の水道技術を売り込むことを目的に、マレーシアに「国際水道展開ミッション団」を派遣することも発表。さらに24日に行われる国との実務者協議会では、従前からの知事の持論である複式簿記の国会計への導入を、内閣官房、財務省、総務省などに申し入れていくとの考えも述べた。
(2010-08-20)
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