原宿新聞

「スキヤキ・オールスターズ」が東京初公演、8月25日夜に渋谷で

　パルコは8月25日（水）の夜、富山県で国境を越えて結成された有力アーティストの新ユニット「スキヤキ・オールスターズ」の東京初公演を、渋谷クラブクアトロ（渋谷区宇田川町）で開催した。
　「スキヤキ・オールスターズ」のメンバーは、アフリカから新世代をリードする3人のスター（チウォニーソ、エリク・アリアーナ、ピーター・ソロ）、韓国打楽器で新風を巻き起こすカリスマ・パーカッショニストのチャン・ジェヒェ、日本からは世界に向けた個性的音楽を発信する草分け的な親指ピアニストのサカキマンゴー、アフリカと南米の楽器を中心としたパーカッション・グループの「ンダナ」が加わって、総勢8人。
　富山県南砺市で毎年夏に開催され、今年で20周年を迎えたワールドミュージックの祭典「スキヤキ・ミーツ・ザ・ワールド」（スキヤキ）で出会い、競演したアーティストたちが昨年、新ユニットを結成し、1年がかりの共同作業で楽曲を練り、東京初公演に至った。
　この渋谷クラブクアトロでの初公演では、芳垣安洋が2003年に結成した打楽器集団「ナッジ ナッジ グラン メルカート」が共演、350人のファンが集った。
　「スキヤキ・オールスターズ」は、東京公演に続いて韓国に進出、来年にはアフリカ、さらにはフランスでもステージを予定している。

（2010-08-26）