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大賞に「十人十彩」(高知)、"スーパーよさこい2010”で14チーム表彰
「原宿表参道原氣祭 スーパーよさこい2010」が8月29日(日)、盛況のうちに2日間の幕を閉じた。
原宿口ステージで行われた閉会式で、松井誠一実行委員長は「明治神宮鎮座九十年、スーパーよさこい10周年にふさわしい記念の大会となり、支えていただいた多くの関係者にあらためて感謝したい」と謝意を表明するとともに、「十年ひと昔というが、よさこいも世界的な催しとして成長し、今年はベトナム、ガーナや韓国と日本の合同チームも参加した。今後はオーストラリア・ゴールドコースト、タイ・バンコク、ベトナム・ハノイなどでも開催予定」と、国際的な広がりも、併せて強調した。
閉会式では、今年度の優秀14チームが表彰された。
元氣祭大賞(グランプリ)には、本場・高知の「十人十彩」(じゅうにんといろ)が輝き、「去年は休ませてもらい、今年出てきて、小細工なしに、しっかり踊るのが評価されて嬉しい。来年もまた来たい」と感激のスピーチ。10周年記念特別賞には、同じく高知の「ほにや」(前年度グランプリ)が選ばれ、賞金100万円をゲット。「高知では、一生懸命に頑張る姿を“イチムジン”と表現するが、モデルとなった、小児ガンでも頑張る少女の映画「君が踊る、夏」を、ぜひ観て欲しい」とアピールした。
明治神宮賞には、地元の「原宿よさこい連」が輝き、尾松不美江代表は「これまでの“江戸前の粋”とは少し違って、今年『まほろばの国』をテーマに「奉祝」を表現し、やや“まったり”した演舞で、どうかと思っていたが、こんなに立派な賞をいただいて・・」と、感涙にむせんだ。
このほか、欅賞には帯屋町筋(高知)、高知県知事賞に上總組(埼玉)が選ばれ、高知市長賞(ぞっこん町田’98=東京)、テレビ高知賞(南砺!石楠花舞妙=富山)、審査員奨励賞(旭食品=高知)、パフォーマンス賞(國士無双=高知)、新人賞(疾風乱舞=神奈川)、スーパーよさこい賞(早稲田大学よさこいチーム東京花火=東京)、サウンド賞(音ら韻〈オンライン〉=東京)、ファッション賞(甲斐◇風林火山=山梨)、鳴子賞(勇舞会=埼玉)の表彰となった。
原宿署の調べによると、2日間の合計で延べ80万人の観客が詰めかけ、猛暑をものともせず、やや雨に影響された昨年の75万人を上回ったことになる。
(2010-08-29)
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