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東急本店が大改装、9月2日、渋谷最大級の書店オープン

東急本店が大改装、9月2日、渋谷最大級の書店オープン

　東急百貨店本店（渋谷区道玄坂2丁目）は9月2日、大改装を行い、7階に「MARUZEN＆ジュンク堂書店渋谷店」がオープン、渋谷エリア最大のブックストアが誕生する。これに伴ない、７階の既存店は各フロアに移動し、５〜８階が大規模改装となる。
　丸善とジュンク堂書店のコラボレーション店舗で、７階全体を使い、ワンフロア3,630平方�辰稜笋蠑賁明僂賄堝發任盧蚤腟蕁�渋谷に大型書店が復活することになる。
　蔵書数は約130万冊。専門書から一般書籍、雑誌、学習参考書、児童書、コミックまで、フルアイテムを揃える。文具売り場や喫茶コーナー（３０席）なども設け、大型複合書店として運営する。
　営業時間を広げ、午前10時から午後９時（現在は午後７時）までとする。
　同様のコラボ店舗は10月2日、広島にもオープンする。
　今回のコラボ出店は、ジュンク堂が今年6月、それまでの業務提携をさらに発展させ、丸善書店と同じＣＨＩグループ（新宿区、小城武彦社長）への参加を、2年前倒しで決めたことによって促進されたもので、丸善書店とジュンク堂の両社は今後、同一グループ内の企業再編戦略の一環としての将来的な統合も視野に入れつつ、シナジー効果を追求していく。
　出版・書籍販売業界は、長期にわたって淘汰・変革の渦中にあるが、今後は、両社の店舗ポートフォリオ・店舗ネットワーク最適化の実施、書籍仕入における協業効果をあげ、合理化による利益率の改善、EC（ネット書店）、デジタル化での競争力強化、インフラ二重投資の排除、人材の適材適所の活用、販売データの共有によるマーケティング力の向上、商品開発の技術向上、間接業務及びバックオフィスの共有化による業務効率の向上などの効果が期待されている。
（2010-09-01）

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