原宿新聞

初のベルトコレクション開催、ヘルツが９月４日から１週間、スパイラルで

　手作り鞄工房のヘルツ（近藤晃理代表、www.leatherbag.co.jp）は９月４日（土）から７日間の期間限定ショップを複合文化施設「スパイラル」（港区南青山）のショーケースに設け、初めてのベルトコレクションを開催する。
　約３０種類の「ヘルツ」オリジナルバックルと職人達が考え出した独自加工の革ベルトを、顧客の好みで自由に組み合わせ、その場で完成品として提供する。
　様々な鞄や革小物などに囲まれたショップの中央には、縫製用のミシンや刻印用の機械などが据えられ、待っている間に熟練職人が手際よく仕上げて客の注文に応える。
　ショップでは、イタリア製を含む３種類の、タイプの異なる植物タンニンなめし革を用意し、ウォッシュ加工、編み込み、プレスプリントなど独特の加工を施したベルトとオリジナルバックルを組み合わせて、５色のカラー展開を含めると、３００種類以上の中から選べる。
　ベルトの価格帯は７０００円代（本体）から１万７０００円。ほかに、１万５０００円代〜４万円代の鞄、１０００円代〜２万円代の小物や雑貨類もあわせて展示販売する。
　ヘルツは、渋谷区渋谷２丁目で手作り鞄工房として１９７４年から３５年間、環境に優しい植物タンニンなめしレザーのみを使った鞄作りを続けている。





（2010-08-31）