原宿新聞

【知事会見】「疑惑のまま総理は好ましくない」と民主党代表選で

　東京都の石原慎太郎知事は、9月３日（金）の定例会見で、民主党代表選に関連した「政治とカネ」にまつわる質問に「（疑惑のまま総理に就くのは）好ましいとは思わない。カネでつくった数の力は好ましくない」と批判的に語った。また、朝鮮学校を高校授業料無償化法の対象にするかどうかについては「拉致事件も含めて著しい反日教育などは、国民的討論にさらされる問題」とし、都の助成についても「従来どおりとはいかず、再検討すべき」と述べた。
　東京マラソンの参加希望者が33万人にのぼっていることについては「何らかの工夫で、警備関係とも相談しながら、需要を満たすように考えたい」と、“増ワク”を示唆した。
　この日の会見ではほかに、「東京スポーツ奨励賞」の創設と第1回表彰について発表した。シンガポール･ユースオリンピック（14〜18歳）での都内在住選手の活躍をきっかけとしたもので、今後、世界のトップレベルでの活躍が期待されるユース選手など、世界的なスポーツ大会において優秀な成績をおさめた東京アスリートの功績を称え、一層の活躍を奨励することを目的として創設。
　その第1回表彰として、シンガポールユースオリンピック競技大会で、日本のメダル17個のうち、9個を獲得した東京在住の７選手および、野球リトルリーグ世界選手権の優勝チーム「江戸川南りトルリーグ」を対象としている。
（2010-09-03）