原宿新聞

”おんな神輿"先頭に賑わい、9月４日、穏田神社の宵神輿で

　猛暑が続く中で「秋祭」のシーズンを迎え、穏田神社（渋谷区神宮前５丁目）の地域では9月4日（土）の夕刻、宵神輿や夜店・演芸会などで賑わった。
　穏田神社の祭礼は、穏田九重会、小若会、東会の“３若”を中心に、例年、9月の第1土・日曜日に例大祭をおこなっている。
神宮前3丁目を基盤とする原宿神宮前商店会は、穏田九重会のエリアに含まれ、原宿九重町会と連動して、穏田神社の祭礼に協力。同エリアは、店舗が多く、ショップで働く若者たちを中心に、宵神輿御の渡御巡行が担われてきた。
　昨年はユナイテッドアローズ、福助、ビーズインターナショナル、デイトナインターナショナル、ジムや表参道ヒルズなどの若いスタッフが多数参加して盛り上げ、今年もジムの八木原保会長、ユナイテッドアローズの重松理会長をはじめ有力幹部を先頭に、賑わいをみせた。
　この日は、表参道の町かど庭園（神宮前交番横）に設けた穏田九重会神酒所を基点に、午後5時半から林田ひろゆきグループの和太鼓演奏と提灯行列で裏原宿エリアを回り、お祭り気分を盛り上げ。メーンイベントの宵神輿渡御は、午後7時前からの神官によるお祓い・出輿式に続いて、“おんな神輿”を先頭に、2基で裏原宿一帯を練り歩き、クライマックスに達した。
（2010-09-04）