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「ビッグイシューウィーク」を9月11〜16日に、希望映画祭、ライブトークなど

「ビッグイシューウィーク」を9月11〜16日に、希望映画祭、ライブトークなど

 ホームレス支援の雑誌「ビッグイシュー」の日本版7周年・「ビッグイシュー基金」3周年を記念して、今秋9月11日(土)〜18日(土)を「ビッグイシューウイーク」と設定、記念イベントが開催される。イベント特設ページは、http://blog.livedoor.jp/big_7anniversary/
 雑誌『ビッグイシュー日本版』は9月1日に150号を発行、9月11日(土)には創刊7周年を迎えるが、この間、貧困問題の象徴であるホームレス問題においても、若年化が進行。「ビッグイシュー」では、「若者をホームレスにしない」をテーマに、若者ホームレス調査と支援方策の検討委員会を立ち上げ、社会的な応援方策を、年内には発表できるよう作業を進めている。
 こうした試みを軸に、9月11日〜18日を「ビッグイシューウィーク」とし、「貧困を越えよう!『希望映画祭』」、「茂木健一郎さんを迎えての市民ライブトーク」などのイベントを開催する。
 日本初の「貧困と希望」を考える「貧困を超えよう!『希望映画祭』」は、特に「ホームレスワールドカップ」、「ウォーダンス」、「闇の子供たち」など、貧困の引き起こす問題に正面から向き合う良質な映画をセレクトしている。9月12日(日)を除き、11(土)〜16日(木)に上映。
 鎌仲ひとみ監督の三部作(「ヒバクシャ―世界の終わりに」「六ヶ所村ラプソディー」「ミツバチの羽音と地球の回転」)をはじめ、「ミリキタニの猫」「ウォーダンス」「闇の子供たち」「ベルサイユの子」「ホームレスワールドカップ」「おいしいコーヒーの真実」などを上映する。
 会場は、渋谷区宇田川町の「アップリンク・ファクトリー」(http://www.uplink.co.jp/info/map.html)。
 同時に、「世界に広がる社会的企業・ビッグイシュー展」を開催する。
 一方、市民ライブトーク「『生きがたい社会を生き抜く知恵と方途』〜茂木健一郎meetsホームレスの人々〜」は9月12日(日)午後1時から、お台場の「メガウェブ トヨタシティショウケース」で開催する。
 第1部「ビッグイシューの今、これから」(60分)、第2部ライブトーク「生きがたい社会を生き抜く知恵と方途」(80分)とし、茂木健一郎氏、「ビッグイシュー」販売者、「ビッグイシュー」の佐野章二代表に、会場の市民も加わって、若者に広がる貧困問題を、ともに考える。茂木、佐野両氏の著作サインセールも予定している。
(2010-09-09)

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