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ミレニアム開発目標の達成を、「ピープル・ツリー」が署名キャンペーン

　日本とイギリスでフェアトレードを展開する「ピープル・ツリー」は、フェアトレードを通じてミレニアム開発目標（MDGs）の達成を呼びかける署名キャンペーンを行い、日英あわせて2,000以上の署名を専用はがきとオンラインで集め、「残された時間はわずか…日英フェアトレード・サポーターの声をニューヨークへ！」、と呼び掛けている。
　署名は、イギリスの「ピープル・ツリー」と共同でキャンペーンを展開した「Pants to Poverty」（貧困をなくすために立ち上がった、フェアトレード＆オーガニックの下着ブランド、http://www.pantstopoverty.com/）の代表によって、9月20日から開催されるMDGsレヴューサミットに集まる世界のリーダーに届ける。
　MDGsは、先進国と途上国の代表者たちが協力し、貧困のない世界を実現するために2000年9月の国連ミレニアムサミットで採択されたグローバルな目標。貧困問題や教育、医療など8分野で数値目標を定め、2015年までの実現を目指している。
　期限まであと5年。ピープル・ツリーは、生産者パートナーへの支援や活動を通して、MDGsの達成に貢献していきたいとしている。
　9月16日、イギリスの「ピープル・ツリー」と「Pants to Poverty」は、世界一大きなフェアトレード＆オーガニックのパンツの上で、世界のリーダーたちに ①フェアトレード商品の輸入関税の撤廃 ②フェアトレードへの経済的・技術的支援 ③フェアトレード商品の公的部門への導入――の3点を呼びかけた。　　　　　　　　　　　　　
（2010-09-19）

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