原宿新聞

ベトナムフェスティバル開幕、18日から代々木公園で快調に

　「ハノイ建都1000年記念」と銘打った「ベトナムフェスティバル2010」が９月18日（土）、渋谷区神南の代々木公園イベント広場で開幕した。19日（日）までの２日間、開催する。
　キャッチコピーは、「今年も　ベトナムがやってくる！みんなで交流しましょう！」。
ベトナム側実行委員長を務めるグエン・フー・ビン駐日ベトナム大使は、開会式で、ハノイ建都1000年という節目の年に、日本で3回目のベトナムフェスティバルを開催できて、感無量。これを機に、日本において、ベトナム文化・料理・経済など、様々な交流をさらに進め、日越両国の一層の親善を」と強調した。
　ベトナム関連飲食店40、アジア関連飲食店12、物販・企業展示など23の合計75ブースが出展。飲食系ブースでは長蛇の列ができるなど、繁盛ぶりが目立った。顔のマッサージが人気を呼び、アオザイを着ての記念撮影、シクロ（自転車タクシー）の試乗などにも、人が群がった。野外音楽堂では、民族衣装のアオザイショー、オペラ、アーティストのよるバンド演奏など盛りだくさんの企画。
　今年から新しい取り組みとして始まった「ベトナムフェスティバルサポーターズクラブ」では、ベトナム出身で、「アイドリング!!!」のメンバーでもあるフォンチーさんが宣伝部長に就任。ボランティア参加を含む物心両面でのサポートで、シンボル的な存在となっている。
同実行委員会では、２日間で延べ1万人の参加を見込んでいる。
（2010-09-18）