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【知事会見】「中国政府は言語道断」と訪中中止、ハノイには友好訪問
東京都の石原慎太郎知事は、「タンロン・ハノイ建都1000年祭」の記念式典に出席のため、10月8日(金)〜11日(月)、ベトナムへ出張する。9月24日(金)の定例会見で明らかにしたもので、かねたから友好関係にあるハノイ市の招待を受け、日本からは奈良、福岡も参加の見通し。1
10月9日(土)に晩餐会が行われ、記念式典は10日(日)午前8時(現地時間)から、タンロン広場で開催される。東京からは石原知事をはじめ、計6人が参加する。
一方、同じく友好都市でも、北京市からの招待については、「昨今の尖閣諸島を巡る中国政府の居丈高な言動は、言語道断。都市間の友好といっても、政府があれでは友好も何もあったものではない。とても容認できるものではなく、こうした状況下では、訪中しても目的は達成できない」として、明確に訪中と会議参加を否定した。
当初は10月12、13の両日、北京市での“都市の持続発展に関する北京フォーラム“に出席して、「環境戦略を披瀝し、中国の経済団体とも交流して、独自に中国政府と直接、協定を結ぶつもりだったが、これも延期」とした。
重ねて、「尖閣諸島が中国領という論拠は、何もない。逆に日本の鰹節工場の跡もあるし、土地を売買した経過もある。 戦後、(尖閣諸島も含まれている)沖縄県がアメリカの施政権下に置かれたとき、さらには後に日本に返還されたとき、彼らは何も言わなかった。私らも青嵐会のころ、(尖閣諸島に)灯台をつくったこともある。暴力団の縄張り拡張みたいなの中国政府のやり方には、毅然と対処すべき。中国漁船の衝突時のビデオがあるのだから、公開すべきだ」と怒りを露わにした。
さらに、中国漁船の船長を処分保留のまま釈放する政治的判断についても、「政府は非常に間違っている。経済といっても、国家の価値判断は、もっとほかにある。アジアの諸国は、固唾を呑んで見守っている。このままいけば、日本は沈む」と、強く批判した。
(2010-09-24)
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