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「アースデイ東京2006」の開催迫る

「アースデイ東京2006」の開催迫る

 国内最大の環境保護イベント、「アースデイ東京2006」の開催が、今月22日に迫っている。
 今年の目玉企画の一つ、NPO「アースデイマネー・アソシエーション」による、天ぷら油でバスを走らせる試みは弊紙サイトの3月15日分記事ですでに伝えたが、そのほかのイベントも、当日に向けて急ピッチで準備が進められているようだ。
 今年のオープニングは「場ひらきの祈り」と題して、イスラム教、キリスト教、仏教の信徒がそれぞれ祈りを捧げるセレモニーが行われる。オープニングの終わりには三者が揃い、地球上のすべての生命の平安と共生のために祈るということだ。
 注目のイベントとしては、使い捨ての食器を排し、ディッシュリユースによってフェアトレード有機コーヒーなど各種スローフードを楽しむ、「アースデイキッチン&オーガニックキッチン」。
 ほかにはUA、ラブサイケデリコ、ボニー・ピンクなど、アースデイの理念に賛同するミュージシャンが揃ってのライブ、「アースデイ・コンサート」が2日間にわたって行われる。なお、このコンサートにおける楽器、音響の電力が、「アースデイマネー・アソシエーション」による天ぷら油リサイクル燃料(VDF
)によって発電されるのは、すでに報じたとおり。
 VDFバスなど話題性のあるイベントによって、開催日が迫るにつれスタッフもマスコミ取材になどに忙殺されている模様。昨2005年には、代々木公園に約11万人の参加者が集まったが、果たして今年、昨年以上の参加者を集められるかどうか、注目される。


アースデイ東京2006

天ぷら油でバスが走る 石油代替燃料を探るNPOの取り組み
(2006-04-17)

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