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「宮下NIKE公園」は10月上旬着工、渋谷区が4日に正式表明
渋谷区は10月4日(月)、ナイキジャパン(品川区)とのネーミングライツ(命名権)基本協定に基づく「宮下NIKEパーク」化を巡って紛争が続いていた区立宮下公園の整備計画について、「10月上旬着工、来年4月下旬竣工・オープン」の日程を、正式に表明した。
9月15日の公園閉鎖・通行禁止を中心とした「緊急対応」、9月24日の渋谷警察署の協力を得た「行政代執行」による反対派の“不法占有物”強制排除などを経て、一定のめどがついたとして、日時は未確定ながら、近く着工に踏み切る。
懸案となっていた野宿者(ホームレス)については、区として自立支援・住居支援を進めた結果、一時は30人を超えていたのが、現在では、近々に移行する意思確認ができている1名を残して、すべての移行を実現してきたという。
今後は、米国系スポーツメーカーのナイキジャパンが4億円を投じて、従来のフットサル場に加えて、クライミングウォール、スケートボード場の新設や、エレベーターの設置やバリアフリー化などを中心とする公園整備工事に取り組んで渋谷区に寄付、来春のオープン後は、運動施設も含めて、すべて渋谷区が管理運営する。
「宮下NIKE公園」(仮称)と名付けるネーミングライツ(命名権)料は、年間1700万円・10年契約、渋谷区の管理運営経費は年間4700万円とされている。
公園は通り抜け可能・入場無料で、運動施設の使用料はフットサル場が4000〜7000円(1面・1時間)、クライミングウォール一般350円・小中学生200円(2時間)、スケートボード場一般200円・小・中学生100円(2時間)。
使用料はすべて渋谷区が徴収し、クライミングウォールやスケートボード場の安全管理のための指導員の配置や公園の維持管理・運営経費などに充てる。
運動施設の利用時間は、午後10時までだが、開園時間については、周辺住民の要望を受け、検討中としている。
(2010-10-05)
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