原宿新聞

"とことん青森MAX"が開会式、25日に表参道”まちかど庭園”で

　東北新幹線の全線開通を首都圏にアピールする大型観光イベント「とことん青森MAX in 原宿表参道」の開会式が10月25日（月）、表参道ヒルズ横のまちかど庭園で行われた。
　津軽三味線の演奏で始まり、青森県知事のメッセージが披露されたあと、明治神宮鎮座九十年奉祝事業実行委員会の松井誠一実行委員長（原宿表参道欅会理事長）が「私事ながら、自分は弘前生まれで、小さい頃は青森で育った。その後も東京との行き来は夜行列車で、子供心にも興奮を覚えたが、12月４日から新幹線で３時間20分となり、感慨深い。“とことん青森”は今年1月にも開催したが、今度は“MAX”ということで、一段とパワーパワーアップし、明治神宮鎮座九十年の節目を、ともに盛り上げていただけるものと期待している」と挨拶。
　青森産のりんごも、表参道を行き来する人たちに配られ、アピール度を高めた。
　“とことん青森MAX”は、10月25日（月）〜11月7日（日）の14日間、明治神宮、JR東日本の特別協力、観光庁、東北運輸局の後援で、原宿表参道一帯で多彩に開催される。「青森４大祭り競演」（10月30日〜11月1日、明治神宮）や「ご当地グルメ屋台村」に併設された「お祭りステージ」（10月30日〜11月３日）での祭りや芸能などは、今から話題となっている。
　青森県および青森県観光連盟のキャンペーンは原宿表参道だけでなく、11月12日（金）〜12日（土）には東京国際展示場での「第49回実りのフェスティバル」（全国農林水産祭）に参加。さらに、11月15日（月）には、ホテルグランドパレスで「青森産業立地フェア」、11月23日（火、祝日）に東京国際フォーラムで「2010青森人の祭典」、11月27日（土）〜28日（日）に全労済ホールでの演劇「津軽」などへと続く。
　このほか、「津軽三味線青森PR隊」が11月28日（日）まで、“Live in Tokyo”と銘打って都内全域で盛り上げを図り、百貨店、ショッピングモール、駅ビルなども含めて、首都圏一円で多様なキャンペーンを繰り広げる。
（2010-10-25）