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【知事会見】築地市場移転は「全部を」、知事選は「ケセラセラ」と
東京都と財団法人文字・活字文化推進機構は、国民読書年である今年、東京国際フォーラムで11月3日(水、祝)に、活字離れ対策の一環として、“読書”“言葉”をテーマにしたイベント「すてきな言葉と出会う祭典―『言葉の力』を東京から」を開催する。
石原慎太郎知事が、10月29日(金)の定例会見で改めて表明したもので、大学生から“おすすめ本”を募り“大学王者”を決定するという、新タイプの書評活動「リブリオバトル」として取り組む。併せて、家庭にある本を回収して児童擁護施設に贈る「ブックリボン運動」に、都として初めて協賛し、会場に回収箱なども設置する。
ポスター・チラシのデザインなどは現代美術家の村上隆氏が描き下ろし、作家の東浩紀氏、タレントの優木まおみ氏、フリーアナウンサーの高樹千佳子氏が新たに加わるプログラムなどにも出演する。
また、11月7日(日)〜9日(火)のアジア大都市ネットワーク21の東京総会に合わせて、夜の都庁第一本庁舎正面の壁面に光のアート「デジタル掛け軸」を映し出して、幻想的な世界を演出する。
さらに、11月6日(土)〜7日(日)に行われる「WERIDE 三宅島 エンデューロレース」への知事の出席(6日)も正式に決定、「東京マラソン2011」へのハイレ・ゲブレシラシエ選手(世界記録保持者、エチオピア)の出場も決まった。
築地市場の豊洲への移転に関連して「中央区長や関係者からは、(築地ブランドを守るためにも)一部地元に機能を残して欲しいという要望が出ているが」との質問には、「論外。1カ所にぜんぶ集約すべきで、そうでなければ、新しいものを作る意味がない」と明快に言い切った一方、来春の都知事選への自身の対応については、「ケセラセラ。政治の世界は一寸先は闇で、先のことは分からない」と、含みのある発言に終始した。
政府の事業仕分けで廃止の対象となっているスーパー堤防については「東京に関しては粛々と進める。でなければ、八ツ場ダムを早くつくってもらいたい」とした。(2010-10-29)
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