原宿新聞

代官山複合施設オープン、10月31日から子育て・高齢者支援など

　渋谷区が昨年3月から建て替え工事を進めていた代官山複合施設（代官山町７−９）が10月31日（日）にオープンし、現地で開設披露式典が行われた。
　地上４階、地下１階の構造で、４階および地下１階は、主に中学生、高校生を対象とした「代官山ティーンズクリエイティブ。ダンスや音楽などの自主的な活動を通じて、子どもたちが交流を深める施設、多目的室や創作活動室、集会室、図書コーナーなどを設けている。多目的室には防音設備や壁面鏡があり、バンドやダンスの練習・発表会、講座などに利用できる。また、創作活動室には準防音設備が施され、ミーティングや軽音楽・ダンスの練習などに利用できる。
　3階は、「代官山子育て支援センター」で、　ひがし健康プラザから移転した。子育て広場（床暖房完備）、子育て教室、子育て相談、短期緊急保育を行う。また、親子で食事のできるランチルームを設置している。
　１、2階は「代官山保育園」で、9月27日に仮設園舎から戻って開園した。1歳から5歳までの保育をおこなっており、11月から定員を70人に増やす。
　さらに、地下1階は「セーフティネット見守りサポート室」とし、一人暮らしや高齢者だけで 暮らす世帯へのサポート（生活の見守り、区の福祉サービスへの橋渡しなど）を行う協力員や民生・児童委員の活動拠点となっている。
（2010-11-02）