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「子ども・女性への暴力ない社会に」とパレード、11月7日に青山・表参道で
DV(ドメスティック・バイオレンス)や子どもへの暴力をなくそうとアピールする女性や支援者たちのパレードが11月7日(日)、青山通りから表参道の欅並木で行われた。
むらさきパレード実行委員会(松元千枝実行委員長)が主催し、内閣府男女共同参画局が後援したもので、出発に先立って、東京ウイメンズプラザ(渋谷区神宮前5丁目)で行われた集会には、内閣府男女共同参画局から職員も参加し、岡崎トミ子担当相からは「女性への暴力は人権侵害。男女共同参画にも逆行するもので、政府としても対策を強めたい」とするメッセージが寄せられた。
また、前担当相の福島みずほ参議院議員・社民党党首からのメッセージなども紹介された。
パープルリボン(女性への暴力防止)、オレンジリボン(児童虐待防止)にちなんで、パレードのテーマカラーは紫と橙色。「あるこうよ、むらさきロード」と呼び掛けるオリジナルのTシャツやサバイバー(当事者)支援ボランティア手作りのマスク・ポンチョといった仮装グッズ、「ボディショップ」から貸し出されたカツラやコスチュームなどとも相まって、とにかくアピール力抜群の集団となった。
報道関係者からの取材に加えて、沿道からカメラを向ける人たちの多さが特徴的。
「子どもと女性への暴力反対」と大書した横断幕を先頭に、「どんなことがあっても、ぶつのは愛じゃない」「私は自由。ありのままでいよう」など、思い思いのプラカードを掲げ、西アフリカの太鼓「ジャンべ」愛好家の演奏とダンスも賑やかに盛り上げた。
青山通りの国連大学前を出発したパレードには、通りかかった子連れの外人男性が飛び入りするなど、みるみるうちに参加者が増え、終着点の神宮前区民館に近づく頃には、200人以上に膨れ上がった。
同実行委員会では、プレ企画として、10月31日(土)に東京(東京ウイメンズプラザ)、31日(日)に大阪(ドーンセンター)で、「日韓暴力防止シンポジウム」を成功させている。
(2010-11-07)
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