原宿新聞

サッカー日本代表ザッケローニ監督と合意、アディダスとアドバイザー契約へ

　原宿表参道エリアにも多くの有力店を持つアディダスジャパン（新宿区矢来町、ポール・ハーディスティ社長）はこのほど、サッカー日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏〈（c)J.LEAGUE PHOTOS〉との間で、アドバイザリー契約締結の合意に至った。
　同氏は今後、アディダスとともにフットボールアンバサダーとして、日本においてサッカーの一層の普及を図ることを目的に、アドバイザー契約の合意に至ったもので、日本代表監督としてチームのレベルアップに力を注ぐとともにJリーグをはじめとする国内リーグの活性化、さらにはU−12などキッズ世代の育成、グラスルーツ活動を通じて、世界に通用するジュニア世代のさらなる強化などを進める。
　今回の契約合意に当たって、同監督は、「このたびのアディダスとの契約合意は、日本サッカーへの思いが一致したことが一番の理由。オフィシャルサプライヤーとして日本のサッカー界を支えているアディダスとともに、日本全国のサポーターたちに協力をよびかけ、一段と成熟したフットボールカルチャーを育てていければと思う」と、コメントしている。
　同氏はイタリア・メルドラ出身の57歳。1983年〜1985年のＡＳチェゼナーティコを皮切りに、直近のユベントスＦＣまで監督歴は豊富。今シーズンから日本代表監督を務めている。
（2010-11-09）