原宿新聞

上海エリート協会東京支部設立は延期、あす16日の説明会は中止に

　 近く発足が予定されていた上海エリート協会東京支部の設立が延期、11月16日（火）の設立説明会は中止となった。
　東京支部設立の延期は「上海側の事情」とされ、政治的な背景などについては「不明」となっている。
　そのため、“日中ビジネスのかけ橋”を理念として、日本側で設立準備の事務局役を担ってきたCJ−LINX（文京区湯島、中澤秀俊社長）では当面、11月16日（火）の設立説明会は中止、12月１日に予定していた正式発足も、諸般の事情から見送った。
　上海エリート協会は2002年、日本への留学経験者による異業種交流の場として、上海を中心に活動してきたが、2007年ごろからは日系企業の参加が増えたこともあって、日中企業のビジネスマッチングや日本からの企業視察の受け入れなど、活発な活動を続けてきた。会員数は約1万人で、さらに活動の幅を広げるため、東京支部の設立も模索していた。
（2010-11-15）