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明治神宮で”探索ツアー」、20日に「森の成り立ち」学ぶ
明治神宮の森(代々木の杜)探索ツアーが11月20日(土)、現地で行われた。原宿神宮前まちづくり協議会と、「森の駅」推進協議会が主催したもので、約70人が参加し、明治神宮管理部の沖澤幸二主幹のガイドで御苑一帯を巡り、「明治神宮の森の成り立ちと現状」について学んだ。明治神宮鎮座九十年奉祝事業推進実行委員会が協力した。
「森の駅」推進協議会によると、神宮の杜は、100年後の自然を考慮して、北は樺太から南は台湾の各地から、10万本の献木と11万人の奉仕(森林ボランティア)によってつくられ、ふるさとの森として、環境保全に寄与している。
集合地点の南門(原宿口)では、表参道の欅並木との連続性が強調され、旧加藤清正公の下屋敷(のち明治維新まで彦根・井伊家下屋敷)跡が大半を占める御苑では、「昨今では、猫と狸が増え、清正公ゆかりの“朝鮮矢来”をくぐりぬけて行き来している」というエピソードも披露された。
また、ガイド役を務めた沖澤主幹によると、1970年(昭和45年)の鎮座50年時の調査では、樹木の種類は当初の365種から247種に減ったが、本数では11万から12万本に増加。次は鎮座100年を期して、調査したいとしている。
ツアーに参加した原宿表参道欅会の松井誠一理事長は、「このところ諸準備で、1週間のうち5日は明治神宮にきているが、ゆっくり時間をとって回れるのは楽しい。神社ではあるが、折々に訪れ、緑や生物の観察なども楽しんでもらいたい」と感想を語った。
(2010-11-20)
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